他の習い事もある中で限られたテニスの時間は、自分達だけの練習として兄弟で取り組み始めたプライベートレッスン。2人ともレッドボールで1時間ラリーを楽しむところからのスタートでした。レッドボールの頃から、ラリーが続くことや、良いボールが打てた時の楽しさを感じていた2人。年齢とともにオレンジボール、グリーンボールと段階を踏んでレベルアップしていきました。自分達のペースで取り組みつつも、周囲より早い段階でイエローボールでの練習に到達。成長と共にラケットの大きさもアップデートさせることができたので、大きさや重さによる変化も感じながら取り組むことができました。中学ではテニス部に入部。部活で実力を試す機会は増えたものの、人気の高いテニス部は部員も多く、打つ数も限られてしまっている。そんな中で大会当日を迎える日もあったそう。部活の時間で試しきれなかったことをレッスンで確認したり、定期的に開催される大会に向けて調整していくことも多くなりました。ラリーを楽しむことから始まったテニス。今ではラリーを通じて、返球の質を高めることでプレーの幅が広がることを実感しています。練習での取り組みが自分の成長に繋がることを感じられるテニスは、毎回の練習の充実度を高めてくれています。テニスを楽しみながら、レベルアップできる成長スピードの向上が二人のテニスをますます楽しいものにしていると感じます。まだ小学生の彼も、練習を重ねながら成果を試す場として試合に出場、初勝利を掴み取ることができました。練習とは違う緊張感のある場面でも、前を見て戦う姿がとても印象的でした。2人とも夏休みには海外のテニスキャンプや合宿に積極的に参加し、さまざまな環境での経験がさらなるモチベーションにつながっています。